

藤原 祥隆
THE BOOKS
カルト・オカルト対策シリーズ
本シリーズの著者であるスティーブ・ツカラス博士は、ウエスレイ・ビブリカル・セミナリ (Wesley Biblical Seminary) で、カルト、オカルトに関する授業を担当する一方、これらのグループの信奉者に対する伝道活動を20年以上に渡り行って来ました。そしてこの活動の一環として、種々のカルト、オカルトに対して、クリスチャンは聖書に基づきいかに対応すべきかを、一連の手引き書としてまとめました。本シリーズは、「エホバの証人」、「モルモン教」、「統一教会」などのカルトや、「占い」、「心霊術」等のオカルトに出会う機会のある日本のクリスチャンにも有益であると確信します。

キリスト教信仰のエッセンス
ASIN: B00CUFPQYS
本書は、シリーズの最初に位置し、カルト、オカルトの信奉者との議論に役立つように、「正統的キリスト教」の本質的要素の要点をまとめたものです。
[目次] はじめに 第一章 聖書における霊感、第二章 イエス・キリストの人格、
第三章 処女降誕、第四章 聖霊の神性と人格、第五章 三位一体、
第六章 肉体をもったキリストの復活、第七章 キリストのみによる救い。

エホバの証人
ASIN: B00D0H7W9W
本書は、キリスト教を標榜するカルト、すなわち、「偽キリスト教カルト」(Pseudo-Christian Cult)の一つである「エホバの証人」を対象に、その教えが誤りであることを、聖書に基づき明らかにします。
[目次] 一 イエス・キリストの神性、二 三位一体、三 聖霊、
四 ものみの塔の歴史における多くの誤った予言、五 霊の眠り、
六 14万4000人、七 キリストの復活、八 その他の教え

モルモン教
ASIN: B00D3ETHTA
本書は、キリスト教を標榜するカルト、すなわち、「偽キリスト教カルト」(Pseudo-Christian Cult)の一つである「モルモン教」(末日聖徒イエスキリスト教会)を対象に、その教えが誤りであることを、聖書に基づき明らかにします。
[目次] 第一章 モルモン教の歴史と概略、第二章 モルモン教の教えと聖書の応答
1「神」の教理、2「三位一体」の教理、3イエス・キリストの「人間性」,「本質」,「働き」 4イターナル・プログレッション、5神は肉体を持っている
6恵みによる救い、7あがない 第三章 結論

統一教会
ASIN: B00D8QWCXQ
本書は、キリスト教を標榜するカルト、すなわち、「偽キリスト教カルト」(Pseudo-Christian Cult)の一つである「統一教会」(Unification Church)を対象に、その教えが誤りであることを、聖書に基づき明らかにします。
[目次] 第一章 統一教会(Moonies)
第二章 統一教会の教えと聖書の応答、1聖書、2人間と堕落、3神の教理、
4イエス・キリストの教理、5聖霊、6キリストの復活、7キリストの十字架、
8救い、9三位一体 第三章 結論

スピリチュアリズム
ASIN: B00DL3WLYG
本書は、オカルトの代表的な分野で、日本においても大きな影響力を持つ「スピリチュアリズム」(スピリティズム)を取り上げ、その歴史と実践内容を明らかにします。また、その実践と教えが聖書に反することを示します。
[目次] はじめに、第1章 スピリティズム/スピリチュアリズム、概略の歴史、
第2章 スピリチュアリズムの実践と現象
1 霊媒能力の実践、2 透視力(千里眼)、3透聴力、4超感覚、5霊的癒し、6不在治療、7サイコメトリー、8エクトプラズム、9ラップとテーブル・ティッピング、10空中浮揚、11変貌、12実体化、13直接音声による霊媒能力の実践、14自動書記、15幻姿・念動、16物理的輸送、17予言、18念写、
第3章 スピリチュアリズムの神学
1聖書、2神、3イエス・キリスト、4処女降誕、5イエスの復活、6聖霊、7人間の性質、8救い、
9天国と地獄、10来世に関するスピリチュアリストの考え、11スピリチュアリストは誰と交信するのか?
第4章 スピリチュアリズムの現象、聖書的か否か?
1エンドルの降霊術会、2イエスの変容、3使徒行伝21章11節は「サイコメトリー」か?
4イエスが水の上を歩く、5実体化、6自動書記
第5章 証言のための有用な助言

ニュー・エージ・ムーブメント
ASIN: B00E8Z8D02
本書は、1970年代に人気が高まって以来、大勢の人々を引きつけてきた「ニュー・エージ・ムーブメント」(NAMと略する)を取り上げ、その教えが聖書の教えに反することを示します。NAMは、結束のゆるいグループの集まりで、中心となる統治母体や、特定の組織的な本部がありません。その代わり、数百の「ネットワーク」により構成された複合体です。「ネットワーク」とは、NAMを構成するグループのことです。例えば、「ユニティ・スクール・オブ・クリスチャニティ」(Unity School of Christianity)、「神智学協会」(Theosophy)、「ザ・チャーチ・ユニバーサル・アンド・トライアンファント」(The Church Universal and Triumphant)や、多数の「霊媒」(spirit channelers)がグループに該当します。したがって、NAMは少しも「新しいもの」ではありません。NAMは、グノーシス主義、オカルト、あるいは数千年の歴史をもつヒンヅーの神学的・思想的枠組みの「リバイバル」ととらえるべきものです。
[目次] はじめに、「音の壁」の打破、第一章 聖書、第二章 共通の土台、第三章 ニュー・エージ・ムーブメントの教理、一 汎神論、二 神、三 イエス・キリスト、四 人間、罪、そして救い、
五 生れ変わり、六 霊との交信、第四章 ニューエージャへの最後の言葉

フリーメーソン
ASIN: B00HEYLCR0
本書は、18世紀に英国、米国で始まり、現在、米国でキリスト教に脅威を与えるほどに発展した「フリーメーソン組織」(Freemasonry)を取り上げ、その教えが聖書の教えに反することを示します。フリーメーソン組織は、しばしば、宗教と関係のない「友愛団体」や「秘密結社」のように見なされることがあります。加えてその教えが、あらゆる国のあらゆる宗教を包含する枠組をもつため、米国では、フリーメーソンの会員になるクリスチャンも少なくありません。しかし、フリーメーソンの教えは、明らかに「正統的キリスト教」の教理に反するもので、ツカラス博士によると、ヒンズー教、イスラム教などと共に「非キリスト教カルト」(None-Christian Cult)の範疇(はんちゆう)に分類されます。
[目次] クリスチャンはフリーメーソン組織のロッジと関わるべきか?
第一章 はじめに、第二章 フリーメーソン組織の教えは宗教か?第三章 聖書、
第四章 神、第五章 ブルー・ロッジにおける異端ー儀式 一 エンタード・アプレンティス階級、二 フェロークラフト階級、三 マスター・メーソン階級、
第六章 フリーメーソンの葬儀、第七章 フリーメーソンのシンボリズム
一 子羊の皮のエプロン、二 測沿線、三 小槌、四 常緑樹、五 三つの段階、
六 文字G、七 聖書、差し金、コンパス、 八 高められる
第八章 むすびの言葉

一般信者のための神学入門書
知っておきたい聖書の真理:真の救いを得るために
ASIN: B00MJMUUZW
日本には八百万の神といって、あらゆるものに神がやどるという考え方があります。またイスラム教にはコーランの神があり、モルモン教などのカルト宗教にも独自の神があります。一体どれが本物でしょうか。筆者は聖書の神こそ唯一の真の神であり、聖書は神の霊感を受けて書かれた神の言葉であると信じています。聖書は「人間は一度死ぬことと、死んだ後、裁きをうけることが定まっている」という厳粛な真理を述べています。また聖書は、「人間は生きている間にしか滅び(地獄行き)から救われる機会はない」こと、そして今はこの世界が終わりを告げる最終局面にあり、救われる機会がいつ失われてもおかしくない時代であることを示唆しています。私たちはこの現実をもっと厳粛に受け止めなければならないのではないでしょうか。
確実に訪れる「死」に対して、心備えをしておくことは、残りの人生を有意義に、平安に過ごすためにとても大事なことであると思います。筆者は、そのためには、イエスキリストから使徒たちに手渡され、今日に至るまで受け継がれてきた「正統的キリスト教」の「根幹となる教え」をきちんと整理して確認し、自己点検しておくことが、最も良い備えであると考えます。
このような背景の下で、本書はキリスト教神学に関わる以下の11のトピックに焦点を合わせ、まとめました。
(1)聖書、(2)神、(3)イエス・キリスト、(4)キリストの受肉と贖(あがな)い、(5)復活、(6)聖霊、(7)人間、(8)救い、(9)死、(10)キリストの再臨とすべてのよみがえり、至福千年 、(11)最後の審判、天国・地獄。
また各論に先立ち、本書の全体像がわかるように、それぞれのトピックの要点を取り出し、概要としてまとめました。今日、プロテスタントの本場の米国をはじめ、この日本でも、カルト、オカルトと呼ばれる異端の教えが蔓延(まんえん)しており、わたしたちに救いをもたらす正しい教えが極めて伝わりにくい状況にあります。本書は自分自身の信仰の自己点検を目的に書いたものですが、本書を通して、一般のクリスチャンの方々、ならびにキリスト教に関心をもっておられる一般の方々が、「正統的キリスト教」の基本的な教えを理解することに少しでも役立つならば幸いです。

眼から鱗(うろこ)の旧約聖書入門!
旧約聖書がわかると「福音」が見えてくる!
聖書を断片的にしっていても、つながりを知らないと全体像が見えない。難解な旧約の物語を「聖書の民」の生活の視点から捉え、混乱した世界に回復をもたらす一貫した筋道を読み解く。
私たちは、聖書は本来、古代歴史大事典や古代生物の図鑑のように、あるいは世直しのために用いるような書物ではないということを忘れてしまうのです。私たちは聖書が、歴史という大海に浮き出た唯一の、しかし必要不可欠な目的のために書かれたことを忘れてしまうのです。聖書の目的は、神が被造物を贖うために今なお働いておられるという、壮大な物語を伝えることです。(本書より)

東京裁判の死刑囚に慈愛を!
―とマッカーサー/米世論に嘆願した元アメリカ兵がいた。彼はそれが偉大な勝利だと知っていた。
▼ 真珠湾の復讐に燃え日本空襲に志願
▼ 捕虜収容所での言語を絶する体験
▼ 独房で読んだ聖書の啓示による第二の誕生
▼ 神学校での学びと日本宣教の使命
▼ 大阪を拠点とした伝道活動
▼ 真珠湾攻撃総隊長・淵田美津雄との出会い
▼ 愛と赦しの軌跡

罪を負う人
―キリストのように赦す―
本書は聖書の語る「赦し」について、聖書の様々な箇所から考察した神学書です。著者のユーリィ博士の長年の研究の集大成とも言える内容となっています。聖書を通して神様が私たちに伝えようとしている赦しの恵みの深みへと踏み込んで行きたい方にぜひ読んでいただきたい一冊です。ストレートに、ごまかさず、聖書の語る赦しとじっくり向き合うために、この本が読者の助けとなることを願っています。(Amazon.co.jp の本書の紹介文を一部修正)

聖書ヘブル語の文法演習
―初級文法―
本書は、オンライン授業のための筆者の個人データベースの充実と体系化を目的に作成した。具体的には、下記文法書*1の各「学習パート」の模範解答が明示されていない「へブル語→英語」の全ての演習問題について、「解答例」に加えて、解答に至る手がかりとして重要と思われる「構文解析」の情報を付け加えた。また本書は演習問題を解くことに焦点を置いているため、各「学習パート」においては、文法項目の詳細な説明は省略し、「要点もしくは結論」のみを記載した。
*1 J. Weingreen, Practical Grammar for Classical Hebrew (Second Edition), Oxford University press 1959.